【出産振り返り】帝王切開手術後の、地獄の痛みの正体
こんにちは、monicaです。
不妊治療専門クリニックで今年の2月末に胚盤胞(5AA、着床前診断(PGT-A)「A」の正常胚)を移植した結果、無事に陽性判定、胎嚢確認、心拍確認、クリニック卒業を経て、妊娠38週目で元気な赤ちゃんを出産しました。
今回は出産の振り返りとして、帝王切開手術の直後の話を書こうと思います。
出産後は担架で運ばれながら病室に戻り、左手の甲に点滴、右腕には血圧計、その他にも何かに繋がれていることはわかりましたが、数時間経つまで両脚にフットポンプが装着されていることには気づかないくらい、下半身の麻酔はよく効いていました。
足の向こうでずっとシューシューという規則的な音が聞こえてはいたものの、前のベッドの患者さんのものだと思い込んでいて、しばらくして上体が起こせるようになってからやっと、それが自分に装着されているものであることと、前のベッドには誰もいないことを理解しました。
やがて看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。
少しだけ添い寝して、一緒に写真を撮って、初めての授乳もして、母になったという自覚が少しずつ芽生えてきました。
ちなみにこの時の写真の私の顔が、目も当てられないくらいパンパンにむくんでいたのが衝撃的でした。
こんな人間離れしたクリーチャーのような姿で子育てが務まるのか、不安に駆られたくらいでした。
顔だけでなく、足もだし、身体全体がむくんでいて、正直帝王切開の傷の痛みや後陣痛よりも、そして入院前に突如勃発したいぼ痔よりも、何よりもむくみによる不快感がつらかったのですが、スマホを取ろうと少し上体を起こそうとした時に、その激痛はやってきました。
右肩から、右脇腹にかけての一直線に。
あまりの痛みに、ぎゃーっ!!!と悲鳴をあげてしまいました。
(あとで知ったのですが、この日は病室に他の患者さんがいなくて本当によかったです。)
左側でかばおうにも、左手の甲という微妙な箇所に点滴が刺さっているので、うまく力も入れられず、その間も右側には地獄の痛みが続いています。
ナースコールで看護師さんを呼び、その間かろうじて動く左手を使ってスマホを使って、「帝王切開後 右肩 激痛」などと検索していました。
検索結果を見ても、看護師さんの話を聞いても、麻酔の影響でよくある症状とのことで、私の場合長時間ずっと右側を下にした体勢を取っていたことが影響していたようでした。
結局地獄の痛みは翌日まで続き、痛み止めの点滴や、ロキソプロフェン、湿布薬などを追加してもらって、なんとか凌げるようになりました。
それにしても、もう二度と経験したくないレベルの激痛でした。
予定帝王切開だったので、陣痛の痛みや会陰切開の痛みは経験しなかったですし、手術そのものも麻酔がよく効いたためか全然痛みがなかったですし、後陣痛だって普段の生理痛から比べたら全然軽いものだったのですが、この右肩から右脇腹までの地獄の痛みは、それら全部の代償ということだったのでしょうか。
そしてそして、この翌日に、軽いとはいえさらなる痛みの追撃を受けます。
というわけで、出産振り返りの記録も、もう少しだけ続くので、もうしばらくお付き合いくださいませ。
monica