monica44歳、不妊治療からの妊娠→出産までの記録

monica44歳の不妊治療からの妊娠、出産までの記録ブログです。

妊娠中だってこと、言えなかった

こんにちは、monicaです。

 

不妊治療専門クリニックで今年の2月末に胚盤胞(5AA、着床前診断(PGT-A)「A」の正常胚)を移植した結果、無事に陽性判定胎嚢確認心拍確認クリニック卒業を経て、今日で妊娠19週目となりました。

最近は胎動をよく感じることが多くなり、赤ちゃんがお腹の中ですくすく育っている実感があってとても愛おしいです。

 

ところで、昨日の日曜日は昔の友人と久しぶりに会いました。

彼女は数年前に結婚して、以来東京を離れた地方に住んでいるのですが、週末ちょっとだけ帰省することになって連絡をくれたのです。

コロナ禍もあってもう随分長いこと会っていなかったし、いろいろとお話もしたかったので、私にとっても嬉しいお誘いでした。

 

銀座で待ち合わせをして、予約をしていたイタリアンへ。

ほとんどお互いの近況報告で盛り上がったのですが、唯一私が言えなかったことがあります。

それは妊娠5ヶ月だということ。

彼女が結婚直後から妊活をしていたことは知っていたのですが、その後数年特に何も聞いていませんでした。

もし会った時に例えば妊娠報告なり出産報告なりがあったら、私からも報告しようとは思っていました。

でも、もしそうでなかった場合に私の妊娠報告を聞いたら、どんな思いをするだろうかと。

というのも私自身、前に別の友人からものすごく悪いタイミングで妊娠報告、そしてまたまたものすごく悪いタイミングで出産報告があって、ものすごくつらい思いをしたことがあったからです。

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結局ランチの間もその後移動したカフェでも特にそういう話にはならず、私の微妙に膨らんでいるお腹にも気づかれなかったようで、取り越し苦労だったかなと思っていたのですが、そろそろ解散という時に、突然彼女から切り出されました。

不妊治療をしていて、今月もうまくいかなかったことを。

 

「次はうまくいくって、私も祈っている!」、その言葉を伝えることで精一杯でした。

「ありがとう」と言ってくれたものの、彼女からしたら、私の言葉はとても無責任に響いたかもしれません。私なんかに何がわかるんだって。

彼女は本当は私だって不妊治療で苦しんだ経験があるってことを知らないから。

でも、彼女のこのタイミングで私が妊娠を報告するよりは、ずっと事態はマシだと思いました。

最後まで言わなくてよかったことなのだって、確信しています。

じゃあ出産報告はどうするのかって、それはその時です。

わざわざこちらから報告することではないですし、彼女が帰省から戻ったらまたしばらく直接会う機会もないでしょうから。

でも、次また会う時には、お互い良い報告ができるといいなと思っています。

 

東京は今日も真夏のような暑さですね。

みなさまにとって素敵な1週間となりますように。

 

monica

 

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